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ホントは怖い神経内科医の話?

シソの葉がスーパーの野菜売り場に出回る季節となりました。

私はほぼ毎年、シソの葉でシソシロップを作っていて、出来たシロップを炭酸水やお水で割って初夏の味を堪能しております。

今年はちょっと趣向を変え、シソシロップに寒天を加えてシソゼリーも作りました。

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だがしかし、寒天で作るとゼラチンより少し固めに仕上がるので、次男にあげる時はクラッシュゼリー状にしなければならず・・・なぜいつものようにゼラチンではなく寒天で作ろうと思いついたのか自問自答してしまいました。

寒天意外とつぶしにくいぞー!次はゼラチンにするぞー!




さて、うちの父が昨日から入院しています。

入院したその日に手術も予定されていたのは父の脱走対策でしょうか、いいアイデアだと思います。

実は父は入院初日の日に、前々から別病院の神経内科を受診予定だったため、私が代理でその神経内科に、現状報告とお薬の処方箋をもらいに行くことになりました。

神経内科・・・って今まで行ったことがないので緊張します、父はこちらに認知症の治療のために通っています。

神経外科なら昨年姑がくも膜下になった時に散々お世話になりましたが。

雨の中傘をさして駅から歩いてB病院へ行き、予約を入れていたのでそんなに待たされることもなく診察室へ。

医師「あれ、今日は娘さんですか?お父さんはどうされました」

私「父は今日からK病院に入院のため、私が代理で参りました」

そして、父が何の病気で入院したのか等をお話し、私とは初対面だったので軽い挨拶の応酬をしました。

医師「今日はご本人もいらっしゃらないことですし、ざっくばらんにお話できますね」

まぁ本人が一緒だと言いにくいこともありますよね、認知症とは言えプライドはまだまだ健在ですし。

すごく雄弁な先生なので、私はもっぱら聞き役でしたが、先生いわく・・・。


認知症も足の衰えもだいぶ進行している。

このままでは老老介護のあげくお母さんも共倒れになりかねない。

なので自分としては、そろそろお父さんの施設入所を推奨する。

お母さんはだいぶ頑張り屋のようだから、このままでは無理を重ねてしまうに違いない。

足の衰えは今処方している薬が理由である可能性もなくはないが、薬を減らして暴れたりする頻度を増やすわけにもいかない。

やはり自分としてはお父さんには施設入所を・・・云々。



・・・ん???

うちの母が・・・頑張り屋???

はあ~??

確かにうちの父は今まで散々家族に暴力暴言ふるって来た人だけれども、ここ数年は体の衰えと共にそんなこともほとんどなくなってきています。

一方母はと言えば、面倒なことになったら即自分だけ逃げて後始末は子供に押し付ける、と言う習性は相変わらずで、父に介護が必要になってからも「どこそこに電話して」「○○に良い病院探して」など周りに要求ばかりしています。

なのに先生の話からうかがえる母像は「内弁慶で家では妻に当たり散らず暴君に延々虐げられながらも健気に奮闘する妻」。

実際の母を思い浮かべ・・・どの辺が~???と叫びたくなったり。

父はもうあまり会話は出来なくなっているので、きっと先生相手に母は好き勝手なこと言って来たんでしょう、これまで。

だけど、一体いつの時代の父の話を先生に聞かせたの?

始終暴力暴言なんてのはここ数年ないし、そもそも父がちょっとおかしなことを言うたびに「ほらね、この人またおかしなこと言うてる」「こんなのと一緒にいたらこっちまで頭がおかしくなるわ」など母が言うのは暴言ではないのでしょうか。


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ちょっとこれはあれですね、母から伝えられた間違った父像をこの機会になんとか払拭しなければです。

長年暴力暴言に悩まされて来た母の気持ちもわからないではないけれど、母以上に迷惑をこうむってきた私をはじめとする子供達が父を許しているというのに、延々執念深く父への恨み言を言い続けるのはどうかなとも思う。

なので先生に言ってみた。

・父は確かに暴れたりすることもあったが、最後に暴れたのが2~3年前で、それ以後大きな騒ぎは起こしてないし、父の暴力のせいで母が怪我をしたという事実もない。

・老老介護・・・と言うと、老夫婦二人きりで暮らしているイメージだが、実際は兄家族と同居していること。

・同居している兄たちに日常生活で助けてもらえば一番いいのだけれど、母が、兄夫婦に助けを請うのを拒否していること。

・父の認知症状に対して母は黙って耐えているわけではなく、父の数倍の言葉で言い返している、それは聞いていて父が気の毒になるほど。


私の言葉を聞き先生はびっくり。

「ええ!僕が今まで聞いていたのと全然違います、僕は・・・人を見る目がないんだなぁ・・・」

いや、別に落ち込まなくてもいいんだけどね。


まぁなにはともあれ、現状を共有できたところで父と母のこれからについて二人で話し合う。

同居しているとは言え兄夫婦は両親の介護には消極的であることに変わりはなく、今後父の認知症が更に進み、徘徊がひどくなったりすると大きな事故がおきかねない。

なので先生としては、依然として施設入所を勧める、と。

でもあれですよ、病院からさえ脱走しちゃう人を入居させてくれる施設なんてありますか?

四六時中利用者に付き添えるほど、どこの介護施設も人余ってませんよ。

私がそういうと

「それはそうなんだけど、その辺はご家族の希望さえあれば処方薬で何とかすることも出来ますよ」



・・・・・(再び)ん???


処方薬で何とか・・・とはなんぞや?


「今も気持ちを穏やかにするお薬をいくつか飲んでもらってますが、この薬の量を増やすことで歩行が更に困難になる状況を人工的に作り出すことが出来ます。もちろんあまり良い方法ではありませんが、徘徊がひどくなって事故を起こすことを考えれば、ご家族さんの選択肢の一つになると思います。」



・・・えーと、それは、意識を朦朧とする薬を家族の希望があれば増量するよ、そしたらじいさん歩きたくても歩けなくなるから施設に入れれるよ、ってことですか?


神経内科医ってすごいこと言うんですね。

火曜サスペンス劇場みたいだ。

なんだかもう背筋が寒くなって、ちょっとこういう次元の話は私は無理だわと思ったので後はテキトーに相槌をうち、今後も経過観察と、随時なにかあればケアマネへ相談するようアドバイス頂いて診察を終えました。

その後もらった処方箋を見ると、いわゆる「気持ちを穏やかにする薬」が3種類、「神経を鎮める漢方薬」が2種類。

それぞれに副作用として「めまい、ふらつき、眠気」等の文字が。

そりゃこんだけ飲んでたらまともに歩けなくなるわ。

認知症治療薬といえるのは「神経細胞を保護する」と書かれている薬1種類だけじゃない?

他はほぼ精神病薬やし。

・・・なんだかもう父が気の毒で仕方なくなって来ました。

私や兄にとってはどんな過去があろうが父は父で、昔のことは水に流してしまえるけれど、母にとって父はやはり赤の他人で、私達とはまた違う目で見てしまうのでしょうね。

それはそれで仕方ないし、父の近くに一番長くいる母の判断が父の色々を決めるのは当然なのかも知れないけれど、このままではもしかすると父は薬漬け→施設にポイ!されてしまいそうで恐々です。

そして、母が希望しさえすればそれに協力するであろう神経内科医と言う存在にも恐怖。

今まで神経内科のお世話になったことがなかっただけに、見てはいけないものを見てしまったように思えた一日でありました。

あぁでも父の言動を=病気としてしまえば、てんかんのお子さんがお薬で症状を抑えることがあるように、そういう対応も正当なのかもしれません、難しい問題ですね。。。


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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の19歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
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