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膀胱がんってしつこい:再発はいつまで続くのか

毎朝私は次男をスクールバスのバス停まで送って行きます。

次男の通う特別支援学校は、車で1時間ほどの距離のところにある=毎朝一時間以上バスでドライブしていることになります。

就学当時は長時間のドライブで次男が疲れないか、車酔いしないかと心配になったものですが、通い始めて12年、毎日ニコニコ笑顔で乗車していく姿に安心をもらってます。

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数年前から私と歩く時、近くを車が通っている場合や人ごみの中にいる場合を除いて、手を繋ぐのを嫌がるようになりました。

これも成長の証かな?

安全には注意しつつ、体が触れるか触れないかの距離を保つのが今の次男と私に丁度良いのかもしれません。




昨日は父の病院の診察に同行しました。

もちろん母も一緒です。

父は去年、膀胱がんが判明し、年末に手術も行いましたが、その後再発してしまいました。


膀胱がんの症状と生存率


膀胱がんには2種類あり、一つが膀胱の内側の皮部分に現れる表在性膀胱がん、そしてもう一つが内膜に染み込むように出来る浸潤性膀胱がんです。

うちの父は「膀胱がん」の8割以上を占めるといわれている表在性膀胱がんの方でした。

表在性膀胱がんは内腔に乳頭状(カリフラワー様)に発育し、膀胱壁(筋層)へは浸潤していません。

生命に関るほどの重篤なものではありませんが、 再発を繰り返しやすいという特徴があります

悪化すると尿の流れが悪くなり、尿管などを圧迫することで背中に痛みを感じることがあるということです。

膀胱がんの生存率は、発見・治療を始めた時期により異なり、一般には

ステージ1:95%
ステージ2:80%
ステージ3:40%
ステージ4:25%

と言われています。


膀胱がんの治療:父の場合


父は結構早い段階から血尿に気づき、判明から1ヶ月ほどで手術の日程が決まりました。

元々心臓弁膜症で心臓に人口弁を入れているため、市内の総合病院では手術を受けることが出来ず、大学病院で入院手術を行ったのですが・・・軽度とは言え認知症も少々ある父、大人しくは入院してくれなかったのですねー。

入院当日は私、二番目の兄、母が付き添い、よぉーーーく言い聞かせて入院させた・・・はずだったのに

入院当日勝手にタクシーで脱走。

病院大慌て、二つの市の警察署に指名手配、じゃないや、捜索願を出されてしまったのです。

その日は朝から病院に付き添い、看護師さんとの打ち合わせや父への説明にてんやわんやしていた私達、病院から「お父さんがいなくなりました!」の連絡が来た時はため息しか出ませんでした。

父は病院を出ると寄り道することなくタクシーで自宅に戻ったようで、母から「・・・じいちゃん、帰って来てもうたわ」と疲れ切った声で電話がかかってきた時はもう笑うしかありませんでした。

帰宅願望の強い認知症の人って入院する時どうしてるんでしょうねぇ、これではおちおち入院もさせられません。

帰宅した父は一晩自宅で過ごし、翌日母を伴って再入院、文字通り「母を伴って」で、母は病院側の強い依頼により、父が入院中、ずっと病院に滞在しなければいけなくなりました。

その翌日には無事手術(開腹はせず、内視鏡を使って患部を取り除き、抗がん剤を埋め込むもの)は終わり、経過が良かったのか予定より2日も早く父は退院しました。

多分、病院としては出来るだけ早く出てってほしかったんでしょうね、気持ちはわかるので文句は言いたくありませんが、認知症があることは事前に話しておいたのに・・・なモヤモヤはちょっぴり残りました。


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手術が終わっても消えないがん


上記の手術を終えて1ヶ月ほどした頃、検査でまだがんが残っていることが判明しました。

そのため、結核ワクチンで有名なBCGを膀胱内に注入するBCG膀胱内注入療法を8週間に渡って行いました。

高齢で歩くこともままならず、認知症もある父を病院に連れて行くのはそれだけでももう大変で、私もなるべく付き添うようにはしましたが、母の負担はかなりのものだったと思います。

そんな大変な思いをしてやっとBCG膀胱内注入療法を終えられたのに・・・MRIの結果、また膀胱に影が。

BCG膀胱内注入療法の影響で、膀胱内の壁が浮腫んでしまったものの可能性もある、だけどがんの可能性もある。

父は再度内視鏡による手術を近々行うことになりました。

表在性膀胱がんは 再発を繰り返しやすいというのは本当ですね。

いつまで治療が続くのか、果たしてがんが悪化するのと父の寿命、どっちが先かしらなどと考えてしまいました。




病院で診察を受け、次の手術を受けるために必要な検査を受けて回ったのですが・・・病院って何であんなに検査室がいっぱいあるんでしょう。

血液検査をするところ、心電図を撮るところ、レントゲンを撮るところ・・・全部バラバラなんですもん。

検査項目を見て「これは父は歩けない」と思ったので病院の車椅子を借り、それに父を乗せて各部屋を回りましたが、手術前の検査って項目が決まっているものだし、受ける人も多いだろうから、「手術前検査」の部屋を作って、その部屋の中だけで全てが終わるようにしてくれればいいのに、と思ってしまいました。

検査項目にレントゲンがある時点でムリでしょうが笑。


全ての検査を終えた後は、3人で自宅(私のとっての実家)に帰り、みんな一緒にお昼ご飯を食べました。

父は会う度食が細くなり、声も小さくなり、何を言っているのかわからないことが増えました。

私はあとどれくらい父と過ごせるかな。

あとどれくらい自分の「父」を持っていられるのかな。

そう思うとなんだか胸が痛くなりました。

私の生活は次男最優先だけど、出来る範囲でこれからも父の「娘」としての時間を作っていきたいと思います。


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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の高校生の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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