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母娘バトル議事録、みたいな

母から

「保険証がない、爪切りも見つからない」

と連絡が来た。

爪切りはともかく、保険証はないと困るだろうから、翌日、私から

「保険証、まだ見つかってへんの?」

と聞くと、次兄に車で市役所まで連れていってもらい、既に再発行したとのこと。

「市役所の人が親切で、その場ですぐに再発行してくれた」

と母は喜んでいた。


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母の現在の心の支え。私には敵。ものすごくうるさい上に噛む。


と、ここまでは良かったのだが

「昨日、またじいちゃん(父)のことで特養から電話がかかって来た」

と母。

食道ガンが進んだようで、食が細くなった父、昨夜は出された食事を一口食べただけで吐いてしまったそうだ。

近日、かかりつけ医の診察を受ける予定だから、ガンの進行具合によってはそのまま入院になるだろう。

それまでは特養にいるものの、夜中とかに救急車を呼ばなければいけなくなったら、家族も同行しなければならないらしく、それを母はすごく嫌がっていた。

「電話がかかってきたら行かなきゃいけないと思うと眠れない」

と言うので、

「救急車での付き添いは家族なら誰でもいいんだから、私に連絡くれたら私が行くよ」

と言うと

「そんなの大変やん!」

と言う。

いや、特養まで行って(原付で20分ほど)、父と救急車乗って病院行くだけやろ?そんな大変なことあらへんと思うけど。

母は続ける。

「この話をお兄ちゃん(長兄)に言うたら何て言うたと思う?『(もしそんなことがあったとしても)俺は起こさんとってな』やで?・・・私はもうそれがショックでがショックで、昨日は睡眠薬飲んでも一睡もできひんかった」

・・・え、ええ?

それそんなにたいしたこと?!

うちの長兄は元々その手のこと(死に関わること)が苦手で、「死ぬのが嫌やから」とペットも飼おうとしない人。

なので、長兄の今回の言葉はとても彼らしいと思う。

なのに母は言う。

「自分の親のことやのに冷たすぎる。それが今生の別れになるかも知れへんのに。ほんまショック。お兄ちゃんがその手のこと苦手なんは知ってるけど、それやったら『僕は行かれへんけど、嫁さん起こして連れて行ってもらいな』って普通は言うやろ?」

ん~~、よく「親の死に目に会えなかった」云々て言うけど、それって私は慣用句みたいなもんだと思う現代では。

うちの配偶者は義父の心臓が止まった時、病院から呼び出されてソッコー行ったものの、着いた時には既に義父は亡くなっていて、でもそれがその後どうこうということはない。

私自身も別に「親が今、まさに死ぬ時」にその場に居合わせたいとも思わない。

お葬式でどうせ「死体」には会えるし。

それに、うちの母や父が「普通」を子供に求めるのは違うと思う。

年中夫婦喧嘩親子喧嘩を繰り返し、警察沙汰も流血沙汰も日常茶飯事だった家で育って私達兄妹。

確かに父は凶暴な人だったけれど、我が強く、父に対しても自分の意見を押し付けようとする母はただの「被害者」にはとても見えなかった。

ようするに、うちの親はあまり良い親ではなかった。

だが、別に「親」だからと言って「良い親」であらなければならない、と言う訳ではないだろうし、過去のことは消えはしないまでもそれはそれとして、私達は親には出来るだけのことはして来たつもりだ。

だがやはり、彼らが「普通」の親とはどうしても言えない。

なので

「いや、自分達は普通の親だったと思ってる?自分達が普通じゃなかったのに、子供に普通を求めるのはおかしいと思う。それにお兄ちゃんは自分の親を引き取って、生活の面倒みて、時々は海外旅行まで連れて行って、あなた達のこれまでの言動を考えたら、それこそ普通以上の親孝行をしてると思う」

と言うと

「そんなことはない、自分達は普通の親やった。そりゃ喧嘩は多かったけど、世の中には子供を虐待したり、もっとひどい親だっておる!」

・・・あの、あなた達のして来たことは十分虐待なんですが。



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「私はずっと子供のためを思って耐えに耐えてきた。なのにお兄ちゃんは私にもじいちゃんにも冷たい。そうすることで嫁さんの肩を持ってる。苦難に耐えに耐えて大事に大事に育てたのに、嫁の言いなりになって親にあんなことを言うなんて、悔しくて仕方がない」

・・・出た!「何でも嫁のせい」星人!

兄嫁は確かに多少問題はある人だと思うけど、あの偏屈な長兄やうちの親とずっと一緒にいるだけで、十分すごい人だと私は思っている。

父が在宅の時は父の介助も、タイミングが良ければ手伝ってくれた。

もちろん母が望むように「率先して」父の介護をしたことはないが、父を無視したことを避けたこともないはずだ。

だが、母は

「嫁ならば、誰よりも率先して舅の介護をすべき。私を敬い、優しい言葉で労うべき」

と言う。

そ、それをあなたが望むのはド厚かましいという物では・・・。

母の主張は一貫して

「どんな親であったとしても、親が困っている時、子供は親を進んで助けるべき」

・・・ん~~~、このあまりに確信に満ちた傲慢さはどこから沸いてくるのか。

父の病状を心配する話だったはずなのに、しまいには父の悪口も始まり

「あいつのせいで私の人生は狂った。何もかもあいつのせいや」

と父をあいつ呼ばわり・・・笑!

そして

「いやでも私は元々そういう星の元に生まれてて、あいつと別れてたとしても、もっとひどい男に引っかかってもっとひどい目にあってたかもしれん」

・・・今度は自虐?!

もうこの辺になると苦笑いするしかない。

なんだかんだと二人であーだこーだ、母が主張し、私が反論するという不毛なやりとりがしばらく続いた後

「あんたはほんまに冷たい子やな。人の言うことにああ言えばこう言う。ちょっとは『ほんまやね』とか『その通りやね』とか言われへんの!」

と怒られてしまった。

・・・そういうのは傾聴ボランティアにでも頼んで><

父の病状ももちろん気がかりではありますが、日によってやたらアグレッシブになったり被害妄想に陥る母も悩みの種。

3人兄妹なら、この手の負担も3分の1のはずだが、娘が私一人だと1分の1になるのが恨めしい。

まぁなんだかんだ言っても親は親、最期まで付き合うしかないのだろうなと思う今日この頃である。



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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフィフ主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の20歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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