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アレルギーは突然に

今週の火曜は、育成会とは別法人の理事会があったため、いつもより早く家を出なければならなかった。

そういう時に限って次男のお迎えの車(作業所の送迎車)が遅く、開催会場までダッシュする羽目になったが。

理事会が無事終わり、いつもなら相方のHさんとランチでも行く所だが、この日Hさんは用事があったので現地で解散した。

私は1人寂しく市役所のお隣にあるうどん屋さんでランチ定食を食べた。

その後、英国フェアをやっていた川西阪急に行き、スコーンとクロテッドクリームを買った。

クリスティーファンの私にとって英国は永遠の憧れの地で、その英国の代表的な食べ物であるスコーンも大好物の一つだ。

スコーンは今はその辺の店でも普通に売っているが、正直口に合わないものが多く、中には「セメントで出来てるんじゃないか」と疑いたくなるような代物まである。

よって、普段は「自分で作るスコーン」が一番なのだが、毎回この英国フェアでのみ出店しているお店のスコーンは、外はサクサク、中はふんわりで、とてもおいしい。

よって、このスコーンのために、フェアが組まれる度に足を運ぶことにしている。

帰宅してすぐ、さっそくスコーンにクロテッドクリームを「これでもか!」と言うくらい塗りたくりパクパク食べた。

いつも通りの味に満足し、帰ってきた次男を向かえ、夕食の支度をした。

珍しく長男の帰りが早く、この日は家族4人揃っての晩ご飯となった。

いつものようにたわいないことを喋りながらご飯を食べていると、なんだか体の調子がおかしい。

吐き気まではいかないが、何ともいえない悪寒に近い感覚が私を襲ってきた。

嫌な予感がし、慌てて洗面所の鏡を見に行くと、首や頬っぺた、胸の谷間に大きな湿疹のようなものが出来始めていた。

湿疹と言うと小さいぶつぶつを想像するが、この湿疹はひとつひとつが大きく、中には直径5センチものでっかいものもある。

楕円形の水ぶくれのような、エアーズロック型の隆起のようなそれらは、見る見る増えていく。

これはまずい。

食卓に戻り、配偶者にその旨を告げた時には、湿疹は既におでこにまで広がっていた。

普段はどうってことないのだが、私は結構なアレルギー体質で、一度薬のアレルギーで死に掛けたことがある。

一般的な抗生物質だったのだが、それが私の免疫細胞は気に入らなかったらしく、全身に発疹、粘膜まで腫れあがる事態となった。

粘膜、つまり瞼の裏や喉の奥まで腫れたもんだがら、目は開かないわ、息は出来なくなるわでここで私の人生は終わりかと思った。

病院で抗ヒスタミン剤の筋肉注射と点滴を受け、事なきをえたが、それ以後その薬の名前はお薬手帳及び健康保険証にも貼り付けられることとなった。

そんな私の発疹、また命の危機に陥ってはたまらない、と、配偶者と共に毎度お馴染みご近所の皮膚科に行く事にした。

夜8時までやっているその皮膚科は、この日は超満員で、人が外の階段まで溢れていた。

順番が回ってくるまで1時間はかかりそうだが、もしその間に呼吸困難になったらどうしよう、とハラハラしながら待った。

幸い、待っている間に症状が悪化することはなく、それどころか湿疹がじょじょに薄くなり、順番が回って来た時にはほぼ消えていた。

まさか「もう治りましたから」と帰るわけにもいかないので、診察室に入り、先生に症状を説明した。

「そうですか。で、今日は何か変ったものを食べましたか?何か当たりそうなものは?」

と先生が聞いたので考えてみたが、お昼はてんぷらときつねうどん、それにデザートのわらびもち。

そんなもので当たった話など聞いたことがない。

一般に当たりやすいものと言えば生ものとか乳製品とか・・・あ!

「クロテッドクリーム食べました!おやつに!」

と私が言うと、先生は

「え、え?何クリーム?!」

「クロテッドクリーム。あのスコーンとかに塗る濃い生クリームみたいなやつですよ」

と、側にいた若い女性の看護士さんにも同意を求めるように目で問いかけると、看護士さんは首をひねりながら

「わからないです」

と言った。

クロテッドクリームって、そんなにマイナーなものだったのか?

スコーンにはつきものの、パンにバター、刺身にしょうゆのような存在だと思っていたが、それは私の中でだけ成立するものだったらしい。

先生曰く、症状だけでは原因となった物質を特定するのは不可能なので、今日はアレルギーの内服薬と、塗り薬を処方するのでそれで様子を見るようにとのことだった。


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カルテを書きながら先生は言った。

「・・・それなんでしたっけ?ク、クロ、クロ・・・?」

「クロテッドクリーム、です」

こんなところでクロテッドクリームの日本における認知度を実感することになるとは思わなかった。

診察を終え、待合室に戻ると、さすが薄っぺらい板で仕切られているだけあって先生の

「クロ、クロ・・・?」

発言はうちの配偶者にも他の患者さんにも丸聞こえだったらしい。

毎度手間のかかるうちの次男を親身になって診察してくれる先生。

別にクロテッドクリームなんて知らなくとも彼は偉大な医師なんだからね!と言いたい気持ちになったが、件のクロテッドクリームを食べたのはこの私。

なぜわざわざ先生が知らないような異国の食べ物を食べてしまったのかと自分を苛みたくなりつつも、きっと次英国フェアが始まったら、またいそいそとスコーンとクロテッドクリームを買い求め、ご機嫌で食してしまうだろうなとも思った。





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皮膚科からの帰宅後、配偶者に

「普段は平気なものでも、体調が悪い時とか疲れてる時食べると当たることもあるから今後は気をつけるように」

と言われた。

が、私は納得がいかない。

だって、体調が悪いとか疲れてるとかが、そもそも私にはわからないのだ。

確かに疲れがたまって目にデキモノが出来たり、喉が痛くなったりすることはあるが、それによって

「あぁ、疲れてたんだなぁ」

と気づく事はある。

けれども、何も症状が出ていない時点で自分が「体調が悪い」とか「疲れてる」とかわかるものなのだろうか。

そんなことに気づけるほど私は自分の体に興味を持っていない。

その上でどう気をつければいいのだ。

そう言えば昔、長男の学校でPTA役員になった後、リンパ腺が腫れて熱が出て、近所の内科医を受診した時

「疲れがたまると腫れやすいので、なるべく疲れないようにしてください」

と言われ

「ど、どうやって?!」

と突っ込みそうになった。

子供を持つ主婦が疲れないような生活など出来るものだろうか。

そんなお姫様みたいな主婦がいたら見てみたい、と思いつつその時は大人しく聞いていたが。

今週は平日は全部用事で埋まっているし、年末が近づくにつれ周囲も慌しくなってきた。

みなの言うように、疲れることなく年を越すことは本当に可能なのか、はなはだ疑問なのであった。




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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフィフ主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の20歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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