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平等と公平

先日、暑い中一駅先のオアシスまで歩いて買い物に行って来ました。

帽子、タオル、水筒を持って行ったけど、うだるような暑さと荷物の重さに気が遠くなりました。


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木陰を見つけてはお茶休憩。


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涼しげな画像ですが、実はめちゃくちゃ暑いです笑。

多分暑いだけ、とか荷物が重いだけ、とか距離が遠いだけ、ならそれほどじゃないんだろうけど


暑い・重い・遠いの三拍子揃うと人は死ねるんじゃないかと思う。


そんな結論に達したお買い物でした。


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さて、かなりタイムラグありますが先日の参議院選挙の私的感想!

今回の選挙のトッピックはなんと言っても「れいわ新選組」が2議席、「NHKから国民を守る党(以下N党)」が1議席獲得したことではないでしょうか。

れいわに関しては、党首の山本太郎さんは議席を失ったものの、比例区特定枠にて難病ALS患者である舩後靖彦さん、重度身体障害者の木村英子さんの2名を参議院委員として輩出したことは大躍進だったと思います。

重度障害者の議会進出は、国会議場のバリアフリー改修が必須となり、さっそくそれは成されたようですが、今度はその費用及び、両議員の今後の活動における介助費が非難の対象となっているようですね。

「高給の議員になったんだから、介護費用は自腹で支払うべきだ」

「障がい者だけ特別扱いはおかしい」

などなど、意見が出ているようです。

2議員の国会内での介護費用は当面参院が負担することになったそうですが、これはぶっちゃけ誰得?な判断ですねぇ。

れいわの2議員の希望は、この機会に「重度訪問介護」と言う職場での利用が許されていない制度の改正だったと思います。

私は知的障がい者の親なので、身体の方についてはあまり詳しくないのですが、舩後さん達のように「介助者なしでは生きることが難しい」方は、逆に言えば「介助者の協力があれば生きられる」「仕事も出来る」のでしょう(知的障がい者では話が違うと思うけど)。

なら制度の拡充は重度障害者が働きやすい環境を整える=彼らの社会参加を促す大きな一歩となるはずです。

よって、今回の介護費用参院負担の判断については

「(制度改正が叶わず)参院負担などになるくらいなら自分で負担するわい」

なお気持ちだったのではないでしょうか(知らんけどね)。

しかも、これによって更に国会議員だから、障がい者だからと言って優遇すべきではない、と言う意見が頻出しています。

ほんま何にもええことない判断。

まぁ「当面」らしいから、今後に期待ですね。

それにしても、重度障害者が国会議員としてして仕事する上での介護費用でここまでもめると言うのが私は理解に苦しみます。

維新の会の松井さんとかは、

「国会議員だからと言って優遇するのはおかしい」

と断言しておられますが、介護費用が発生したのは「国会議員だから」ではなく「重度障害者だから」です。

どうせなら

「重度障害者だからと言って優遇するのはおかしい」

くらい言えばいいのになぁと思います。

更に言うと

「重度障害者が国会議員をするなら、健常者の議員以上の自己負担を負ってからしろ」

とでも言えばいいのに、そう思ってるんじゃないかなぁほんとは。

「おかしい」と言う表現は多分「不平等・不公平だ」の意だと思います。

確かに重度障害者の国会議員に普通の国会議員以上に配慮するのは「不平等」かも知れない、だけれども「不公平」ではないですよね。

だってそもそも「平等」と「公平」は違うんだから。

平等とは、個人の資質、能力、努力、成果に関係なく、一定の規則通りの待遇を与えるシステム。

公平とは、全ての人に対し機会が均等に与えられ、成果を上げたものが評価され報われるシステム。

これを表したわかりやすい図を見つけました。


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この図において、平等はそれぞれの状況に関わらず全員に同じ待遇を与え、結果試合を見れた人と見れなかった人が出てしまってます。

公平の方では、それぞれの状況に応じて待遇を変え、全員が試合を見ることが出来ています。

障がい者等弱者と呼ばれる人達への配慮、支援と言うのは、この「公平」に基づくものだと私は思うのです。

例えば、うちの父は車椅子がなければ自力ではどこへも行けませんが、車椅子とそれを押してくれる人がいれば、どこにだって行けます。

うちの次男は咀嚼が出来ないため普通の食事は取れませんが、ミキサーさえあれば何でも食べられます。

このように、何か及び誰かの力を借りれば出来ることが増えるのが、「おかしい」「優遇」なのでしょうか?

もしそうだとしたら、なんて不寛容で息苦しい世界でしょう。

国民に選ばれた人たちが集う国会と言う場が、そんな価値観に支配されているとしたら悲しいですね。

でもって、れいわのお二人が議員になられたことで私が個人的に画期的だと思ったのは、お二人が国会と言う場に存在していること、それを国民が見るようになったことです。

多分一般の方って重度障害者の人を見る機会はそれほどないと思うんです。

うちの次男は知的の方の重度障害者ですが、それでも日頃接するのは介護職の人と家族くらいです。

一般の方と接する機会はほぼありません。

※一般の方が普段目にするのは知的障がい者なら、一人で出歩ける軽~中度の方がほとんどだと思います。なので重度の知的障がい者=以前やまゆり園の事件で殺された人たち?な認識の人も多いかも。

でも、いるんです。

この世界で他の人たちと同じように存在しているんです。

いるのはわかってるけど、見たことないからよく知らない。

なら見て、知って、認めて下さい。

そんなきっかけを2議員は作ったんじゃないかなぁと思います。

見て、知って、同じ世界に住んでいる人間として認識して、

「重度者用の車椅子はこんなに大きいんだな」

「文字盤でのコミュニケーションにはこんなに時間がかかるんだな」

と分かれば、

「じゃあバリアフリーにする時は念のためそれが入るくらいのスペースを確保しよう」

「要点を絞った質問の仕方をしよう」

と言った対応策が新たに生まれてくるんじゃないかなぁと。

今回お2人が獲得した2議席は、誰にとっても生きやすい社会の実現に向けた記念すべき第一歩のように思います。

でもってN党。

戦争発言で話題の丸山穂高議員と合流したりして、なりふり構わぬ活動をしているようですが、N党が今回の選挙で国民の支持をそれなりに集めた理由はNHKの在り方について

「前からおかしいと思ってたけど・・・やっぱおかしいよね?!」

と思わせたことではないでしょうか。

見ていようがいまいが、TVだけじゃなく、カーナビやワンセグ携帯からも受信料を取り立てるNHK、「なんでやねん!」と言う気持ちを個々に抱えていた人たちの気持ちに形を与えたのがN党の画期的な所だと思います。

NHKについては、養老孟司さんが著作「バカの壁」にて

「NHKの報道は公平・客観・中立がモットーであると堂々と唱え(ているが)ありえない、どうしてそんなことが言えるんだ、お前は神様かと言いたくもなってしまう」

と書いていたのが印象的でした。

まぁ普通に考えて国営放送=その時の政治に左右されそうやもんね・・・。

変に手を広げず、NHKに関してだけこれからもこだわっていけば、意外と安定した政党になれるかも知れません、多分だけど。


***********

さあ次は時期も未定だけれど衆議院選挙ですね。

1年後か2年後かわかりませんが、私はかなーり楽しみにしていますよ、わくわく。



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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフィフ主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の20歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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