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時代の流れ②

昨日、同じ役員をやっているHさんと一時間ほど(長っ!)立ち話をした時のこと。

同じ役・・・なので、その役についての話がメインなのだが二人とも特に熱弁を奮ったのが

「1年経ったらそれ以後は去年と同じことの繰り返しのはずなのに、どうして新しい仕事がどんどん増えていくのか?

と言うこと。

ほんまこれ・・・。

育成会では、毎年副理事の仕事は増えるのがデフォなんやろか。

学校の役員とかは「やること」がバシっと決まっていて、毎年それをその通りにすればええねんけど、親の会は違うんやろか・・・。

去年はやっていないことを

「これはあなたの仕事だから」

と振られ

「・・・え?いつからですか?!」

となることがあまりに多い笑。

まぁ別にええねんけど、私らの後に果たしてこの仕事を引き受ける人がいるんだろうかと、Hさんとしみじみ話してしまった。


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わが家のミニバラが今年もキレイに咲きました。


*********


さてさて、いつだったかネットで

「知的障がい者 施設」

とかで検索していると、知恵袋にて

「子どもに障がいがあります。

 施設に入れたいのですが、いくらくらいかかりますか?」

のような質問を見つけた。

生まれたお子さんに障害があったということがわかってショックを受けた親御さんの書き込みと推測されますが、続く言葉にびっくりした。

「一生、子どもの送り迎えで終わるのは嫌です。
 
 私には私の人生があるので」



・・・へ、へ~~。


なんだかもう、すごいなこの言葉。

個人主義や価値観の多様化がここまで来たか!的な。

多分私より若い世代の方の書き込みであろうが、下の世代の親御さんの中にはこういう考え方も存在しているねんな。

いや、私世代にも人によってはこう思てはる人もおるんかもやけど。

私には私の人生が・・・この人にはあるんやろうなぁ。

私は自分の人生にそこまで重きを置くことは出来そうにない。

自分の人生がどんなに頑張った所で、そこまですごいものになるとも思えない。

目の前にやることがあって、それをこなしていくことが私にとっての人生で、それで満足しているのだけれど、世の中にはこういう考えの人もいるんだなぁと思った。

私世代はまだ療育も「親がやるのが当たり前」で児童デイもまだ浸透してなかったが、子どもが生まれた時から福祉サービスの恩恵を受け続けてきた若い世代の間には、私達とはまた違う価値観が生まれているのかも知れない。

もちろんそれは「違う」であって、どっちが良いとか悪いとかではない。

ただ純粋に「違う」のだ。

私が上の世代に違和感を覚えることがあるように、私より下の世代にとっては私世代もまた違和感を覚える世代に映っているのだろう。

まぁどんな考えを持っていようが、置かれた立場で誰もが懸命に生きているであろうことには変わりがないから、それぞれ頑張ろうね、的な気持ちになるしかないのだが。

いやー、なんだか自分の年を実感する・・・。



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前回もこのブログに書いたが、世代間の意識の違いと言うのは障害者の保護者の間にもあって、それが私世代を中間管理職化させているようにも思う。

上の世代の

「私達は何もない所から何もかも(制度や福祉サービス等)を作り上げてきた。今度は私達が作り上げて来たものの恩恵を、何の労力も使わず受けている今の世代が私達を支える番だ」

的考えも、若い世代の

「制度や福祉サービスも自分が頼んで作ってもらった訳ではない。あるから使っているだけ。今は自分達自身の生活だけでも大変なのに、上の世代の面倒までみられない」

と言う意見も、どちらもよく理解できる。

もうねーこの構造はまさに日本・・・。

話だけ聞くと若い世代が不遜に思えるかもだけど、ぶっちゃけ今の若い世代の生活が苦しいのって高齢者が長生きしすぎてるからやねん。

高齢者があまりに増えすぎたから、今の高齢者の現役時代の3倍以上の税・保険料負担が若い世代に強いられている。

若い世代はそれを知っている、自分達が今の高齢者の3倍以上の負担を負い、もらえる年金は彼らの7掛け(良くて)であることを。

おまけに年金受給開始年齢もどんどん引き上げられている。

だから働ける今のうちに出来るだけ仕事について、将来に備えなければいけないという強い危機感を持っている。

それを高齢世代はどこまで理解しているのか・・・平気で「お金なんて節約すればなんとかなる」とか言っちゃうからなぁ。

若者が高齢者を支える仕組みは年金だけでたくさんやねん、と言う若い世代と、日本を、障害者福祉を作り上げてきたと言う自負を持つ高齢世代をどう取り持つか。

高齢世代は若い世代に無尽蔵に期待する、「今これが困ってる」「若い人どうにかして」と言い続ける、若い人は「なんで私らが?」「そんなん知らんし」と後ずさる。


・・・うん、おてあげ。


高齢世代にとっては「情けない」、若い世代にとっては「不平等」なこの現状、突き詰めてしまうとどうしても高齢者が長生きしすぎてることに言及せざるをえなくなり、だからと言って、若い世代にもっと親の会の活動を頑張ってほしければ、この重い税負担をどうにかしろ、脆弱な雇用と低賃金を何とかしろという話になり、結果「あんたらが長生きしすぎてるから日本はこうなってもうてん」的な結論になってしまいそう、そんなんよう言わんわ~。

現在育成会では、当然のごとく若手が切実に不足している、新規入会者もほぼなく、会員の8割近くが高齢者。

・・・これあと20年もしたら、ほとんど人いなくなるんちゃう?

そんな中で自分はいつまでこの会にいるんだろうか、今は会のサービスをほとんど使っていないし、今後も使わないかもしれない、つまりいても恩恵を受けてないのに居続ける意味はあるのだろうかと自問自答してしまう。

そんな時、Hさんがよく言う言葉が頭に蘇る。

「親の会って言うのはね、自分にメリットがあるから入るものじゃないのよ。もっと広い心で、障害福祉の向上のために活動し続けることが大切なのよ」

すごく立派だし、確かにそうかなとも思うけど

・・・そりゃあなた生活に困ってへんから言えるねん!

と思う自分もいる。

全ては貧しさのせいや・・・。



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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフィフ主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の20歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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