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育成会におけるジェネレーションギャップについて

昨日は育成会の会議に出席して来ました。

この会議に出席するのは私は2年ぶりです。

会議では色んなことを話し合い、私も色んなことを考えましたがこの場では言えないのがもどかしいです笑。

まあ「言いたいけど言えない」類の「考え」だったんだろうなぁと察して頂けると嬉しいです。


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育成会の会議等に参加して、毎回不思議に思うことがあります。

高齢化の進む育成会において、私が関わらせて頂くのはたいてい人生の大先輩、私の母親世代またはそれ以上の方がほとんどです。

みなさん障がい者の親、と言うこともあってか、すごく元気でしっかりされた方ばかりです。

何かしらやることがある方が元気に長生きできる、と言う生きた証拠を拝見しているようで、時に感動さえ覚えます。

お話しても、うちの母親とは比べ物にならないくらい豊富な知識と経験に裏づけされた意見をとても論理的に話される上に、こちらに対して十分すぎるほどの思いやりを示して下さいます。

年は違えど、同じ立場の人間同士であればわかり合うことは可能なのだなとさえ思います。

だけれども!

いざ育成会の活動やこれからのあり方などを話し合う時間になると。

どうにも違和感を抱かざるを得ないことがしばしば。

なんでだろう?

一人ひとりはとても良い方で、尊敬出来る方々であるはずなのに、全体的な意見になると同意・共感できないことが多すぎる。

これがジェネレーションギャップと言うものなのでしょうか?

立場は同じ、大まかな目的も同じ、だけれども、生きて来た環境が違う

それが私の違和感の正体かもしれません。


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では、先輩方が生きて来た時代と今と、どう違うか考えてみました。

福祉制度は今より昔の方がお粗末であったであろうことは想像出来ます。

そのお粗末な制度の下、子供を育て守り、時にはより良い制度獲得を目指して戦われたこともあるでしょう。

その点私達は恵まれてると言えます。

各種福祉サービスを希望交渉すれば、ほぼ手に入れることが出来るようになっています。

これは先輩方の活動の結果でもあると思うから、先輩方には尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

次に、社会情勢について考えてみます。

高度経済成長の波に乗り、右肩上がりの報酬と「努力すれば願いは叶う」と言う幻想を抱けたのが今の70代以降の世代ではないでしょうか。

会社員の夫+専業主婦の妻と言うモデルケースが多く実在したのもこの時代でしょうね。

対して、私世代は社会に出た途端バブルがはじけ、好景気なんて知らない、生きてて良いことなんてある訳ないよねと厭世思考に囚われかねないいわゆるロストジェネレーション。

旦那の給料だけじゃやっていけない、共働きがデフォな世代とも言えるのではないでしょうか。

社会保険料でも今の現役世代は苦難を背負っています。

みなさんは毎月のお給料から自動的に天引きされるお金の名目をそらでいくつ言えますか?

それらは大きく分けて「税金」と「社会保険料」があります。

税金は所得税と住民税(この2つは所得に応じて金額が決定)です。

社会保険料は「健康保険」「厚生年金保険」「(40歳以上)介護保険」です。

これに加えて労災保険、雇用保険がありますが、これらはまとめて「労働保険」と呼ばれ社会保険に含まれますが適用条件が異なります。

では、この社会保険料に注目してみましょう。

健康保険+厚生年金保険+介護保険の合計は、現在収入の約30%となります。

実際の社会保険料は4月5月6月の報酬によって決まる標準報酬月額で決定されるため、この割合は多少前後します。

収入の30%!!ってそんなに保険料だけで払ってる覚えないよ!と言う方もおられるでしょう。

そうです、30%丸まるを私達が払っているわけではないのです。

社会保険料は、労働者と事業主(会社)が50:50で負担するのです。

なので私達の負担は15%となってます。

だけれども!

この労使合計30%と言うのは、年々アップして来たゆえの数字です。

昭和50年代は労使合計15%だったのが、現在の30%まで上がったのです。

ちなみに昭和30年代は9.5%だったようです。。。

加えて、介護保険料は以前はありませんでした。

以上のことから、先輩方世代より私達世代の方が、より大きい経済的負担を強いられていることがわかります。

もちろんこれら保険料は将来の備えとして大切な役割を担っています。

だけれども、その保険料を反映する私達世代にとってそろそろ気になる「年金」の額は、現時点で「今、年金をもらっている世代の7割もらえれば良い方」と言われています。

要するに、先輩方の世代より重い社会保険負担を強いられた挙句、もらえる年金額は少ないのです。

雇用の不安定化や価値観の多様化によるライフスタイルの変化も忘れてはいけません。

その結果、私達世代は障がい児がいようと何だろうと、自分(母親)も働きたい、と言う人が主流となっているのではないでしょうか。

そのことが先輩方には想像も付かないのが私の違和感の根本なのではないかなと思います。

「少々お金が足りなくても節約すればいいじゃない、ただでさえ障がいのあるわが子に手をかけるだけかけないでどうするの」

とか言われても困惑するだけなのを、どう言えば理解していただけるのでしょうか。

そしてこの発想は会の運営にも影響しています。

先輩方にとっては

お金>>>時間

なんです。

切手代がもったいないから、手渡し出来る人には手渡ししよう、通信費を節約しよう、なんて発想はそうじゃなきゃ生まれない。

でも私達にとっては

時間>>>お金

です。

省ける手間は省いて、郵便物なんて自分が切手代負担してもいいから全部郵便屋さんに任せたい、浮いた時間で働いたり他のことしたいと思います。

なぜあれほど聡明な方々に、私達がそう思っていることに気づいて頂けないのかが本当に不思議です。

まぁ現時点で「若手」と呼ばれる人のほとんどが、育成会活動において恩恵を受けていないにも関わらず、その半数以上が会の運営に携わっていることが一番の謎なんだけど。

世代の違いと言ってしまえばそれまでだけれど、それで済ましてしまうことが出来ればいいのだけれど、そうは行かないのがこういう会。

自分も自分の友達も、「メリットないのに労働だけは期待される」現状を打破するため、自分には何が出来るかじっくり考えて行きたいと思います。



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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の19歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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