記事一覧

ダウン症の子の誤嚥・窒息のリスクと親が出来ること

今日は長男の二十歳の誕生日です。

もう大人ではあるけれど、一応バースデーケーキ買ってみました。

1208.jpg

・・・本人いないんですけどね。

今日は彼女と過ごすそうです、まぁ誕生日だしそうなるよね!

去年もそう言いえば本人いなかったような。。。

ろうそくを立てて火をつけて、ハッピーバースデーの歌を夫婦で歌い、ろうそくの火は次男が消す、そんな長男の誕生日が普通になって来ました。

こうして子供は親の手から離れて行くのでしょうね。

本人いないなら別にケーキ用意しなくても・・・と思われるでしょうが、うちの次男がろうそくの火消し大好きなんです。

なのでこの本人不在のバースデーは今後しばらく続くと思われます。

あと、「本人がいる時にケーキすれば?」のご意見もあると思います。

ですが、うちの配偶者が「誕生日は誕生日にするものだ!」と言い張るのでわが家では実際の誕生日が優先です。

いない人は仕方ない、たとえそれが本人であっても

なんだか本末転倒な気がしないでもないけれど、それがうちの誕生日であります。


***********

さて先日、とても悲しい出来事がありました。

“預かり中”ダウン症男児死亡 堺市の日中一時支援事業で

ご存知の方も多いかも知れません。

堺市の日中一時支援施設にて、ダウン症の1歳の男の子が施設で出された食事を喉に詰まらせ、亡くなってしまったという事件(事故?)です。

うちの次男はもう18歳ではありますが、ミキサー食しか食べられないため、この事件は本当に人ゴトではなく胸に突き刺さりました。


スポンサーリンク


食事の問題と言うのは、抱えてる本人及び家族以外にとっては「たかが食事」と思われることもありますが、命に直結する重大な問題です。

咀嚼や飲み込みの問題に関しては、その子によって色んな理由があると思います。

うちの次男の場合は感覚過敏の要素が強そうです。

歯は問題ない、咀嚼できる筋肉も恐らくあるであろう、でも噛まない。

次男の普通食に対する反応はそうですね、目を何かで突かれそうになっている人が近いでしょうか。

固形のものは断固拒否します。

そのため「飲み込む」だけで大丈夫なミキサー食を常食とし、無理をするとなんせ食べ物を丸呑みしてるんだから下痢をしたり喉に詰まらせたりする。

今回亡くなられたけんたちゃんも、年齢は1歳9ヶ月ではあったけれど、7ヶ月用の用の食事を普段されていたそうで、きっと日中一時施設の方にもその旨親御さんが伝えておられたと思います。

それでも起こった今回の事故。

ネットニュースのコメント欄には「障害のある子をそんな小さい頃から人に預けるなんて」「無理に働かないで母親が面倒みていればよかったのに」などの意見もありましたが、そんなのはそれぞれのご家庭の都合なので他人がどうこう言うことじゃないですよね。

私は次男が小さい頃(就学前)は一緒に療育施設に通園しながら自宅で仕事をしていました。

PCを使った在宅ワークでしたが、その仕事を請けることが出来たのは単に運が良かっただけで、もし家計が逼迫していて、でも子供を預けて働くことは出来ない、なんてことになっていたらきっと途方に暮れていたことでしょう。

ずっと母親が面倒を見ることが出来ればいいけれど、全ての子供のいる家庭が父親の稼ぎだけで生活が出来るとは限らないし、シンママさんだって最近は多いですしね。

日中一時支援施設はそんな方々にはとてもありがたい存在だと思います。

そして、日中一時支援施設は「障がい者・児」が主な対象のため、その職員さんは障がいのある人・子供の対応に慣れているであろう、と言う前提があり、障害児の親も選択しやすくなっています。

まぁ実際は福祉系資格の有無に限らず事業所によって職員さんの質にはバラつきがあり、親は「いい事業所」を見極める作業をこなさなければいけない訳ですが。

咀嚼や飲み込みの問題を抱えるお子さんと言うのは、重度のアレルギーのお子さん同様に、ちょっとした油断が死に直結するものであるという意識を、全ての事業所職員さんに求めるのは酷でしょうか、でもそう願わずにいられません。

***********

さて、子供の誤嚥・窒息を避けるために親が出来ること。

私の場合は、次男の外での食事を極力避ける、これに一番力を入れてきました。

具体的に言うと、「子ども会やお世話になっている事業所のイベントも、食事が絡むものには出席しない」「食事の時間をはさむ、事業所の利用をしない」などです。

子供関係の行事ってほんと食が絡むもの多いんですよね。。。

別に普通食を出されても食べないだけだから危険自体はないんだけれど、みんなが食事してるのに自分は出来ないのはかわいそうだし、家からお弁当を持っていったとしても持っていける食事の形態は限られていて(ミキサー食はお弁当にするのは衛生上厳しい)かろうじてチャーハンとか口に入れるけど、家とは違う場所でミキサー食以外のものを食べると喉に詰めやすくなる。

お誕生日会やクリスマス会など、楽しいイベントではあるけれど、うちの子にとってはリスクを伴うから学校以外の場でのそれらは一切拒否させてもらってます。

学校の遠足でお弁当の時も、無事帰宅するまで生きた心地がしませんもん。

家族での外食もなるべく控え、行く時は次男が食べられるものがある所で、私がスプーンで次男の様子を見ながら介助します。

「これくらいは大丈夫かな」「今日だけは仕方ないよね」と言う気持ちが時々沸いてくることもあるけれど、何かあってから後悔はしたくないから、上記は誰がなんと言おうと徹底しています。

うちのように食事の問題を抱えたお子さんがおられる方で、やむをえず事業所等で食事をお願いする場合は、お子さんが食べられるもの・食べられないものを全ての職員さんに共有してもらえるよう依頼することを強くおすすめします。

職員さんの資格の有無、経験に関わらず、子供に関する限りプロなのは親です。

「こんなこと言ったらあつかましいかも」全然あつかましくないです、要望は具体的な方が対応しやすいと思います。

「障がい者には慣れてる方たちだろうし」でもあなたの子供のことをあなた以上に知っている訳がありません。

今回のような悲しい事件が起こらないよう、誤嚥・窒息の可能性とその危険性の周知を子供に関わる全ての人に促すことが、とても大切だと私は思いました。


~参加中~
クリックして頂けると嬉しいです☆





スポンサーリンク

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の19歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

スポンサーリンク

  

アンケートモニター登録

ブロとも申請フォーム

~参加中~

応援して頂けると嬉しいです