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【映画】「陽のあたる教室」感想

最近、部会や互選会など、「会」のつくものへの参加が多く、ぼーっとしてると今自分が何の「会」に参加しているのかわからなくなります、これも年のせいでしょうか汗。

マルチタスクは多分ニガテな方ではないため、話し合いについていけないようなことはないのですが、既視感に似た奇妙な感覚に襲われることしばしば。

今日は久々に一日家で過ごせる日だったので、おうちゴトの方もしっかりこなすべく、朝イチで「やることリスト」を作りました。

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郵便局でもらったメモに今日やることを書いてスケジュール帳にペタ。

やったコトは線を引いて消していきます。

出かける日が多いと、ルーティン化していない家事がどうしても後回しになってしまいますよねー。

なのでこういう日に一気にやってしまう。

やるべきことをやっておくことが私にとっては一番楽だから、ちょっときついかな?くらいの「やることリスト」が丁度いい。

なんとなく一日が過ぎてしまう・・・な方にもオススメです、「やることリスト」。


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やることリストを消化して、お次は自分の心に栄養を与える時間♪

そう、映画鑑賞!

自称エンタメ大好きおばさんなワタクシ、映画やドラマを見ることが最大のリフレッシュ!

と言う訳で本日見たのはコチラ。


陽のあたる教室(1995年)

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作曲家になる夢を捨てきれず、生活の為に仕方なく高校の音楽教師になったホーランド。教師の経験などもちろん無い。待っていたのは音楽に対してまったく関心のない、やる気のない生徒たち。しかし、子供たちのもっている可能性に気づいた彼は、音楽の素晴らしさを彼らに教えようと決心する。その後、子供が産まれ父親になったホーランドだが、最愛の息子の耳は生まれつき聞こえなかった……。by アマゾン作品紹介


全く予備知識なく、「なんかヒューマンドラマ系が見たいなぁ」と思って試しに借りてきたこの作品。

1995年作だし、きっと相当懐かしい感じの映像で、そっちに気をとられて感情移入できなかったり、テンポ悪くてイライラしたりする系かもなぁとたいして期待せずに見ましたが

めちゃくちゃ良かったです。

なんと言うか、音楽系の映画で1番じゃなかろうかって思いました。

音楽系の映画では私は「ドリーム・ガールズ」とか「天使にラブソングを・・・」とかが結構好きで上位だったのですが、これはちょっとアレです、それらを抜く素晴らしさでした。

制作は1995年ですが、主人公ホーランドの30年に渡る音楽教師としての人生を描いたものなので、物語はなんとベトナム戦争の前から始まります。

当時の高校生・・・みんなキャプテン・アメリカに見えました。(キャプテン・アメリカは第一次世界大戦の頃だからもっと前だけど)

またはリカちゃんのボーイフレンド?

そんな感じでレトロな映像と共にジョン・レノンの『ビューティフル・ボーイ』『イマジン』、ジャクソン・ブラウンの『プリテンダー』をはじめ、『ラバーズ・コンチェルト』『白い渚のブルース』など数々の名曲が物語を彩ります。

「人生を描いた」系の作品ってなんせ長いから、途中で見てて退屈することも多いのですが、「陽のあたる教室」では全く長さを感じませんでした。

むしろもっと見たい、と思った。

30年と言えば子供を生んで、その子供が孫を生んで、レベルの年月。

主人公もその間たくさんの人との出会いと別れを経験します。

喜びと悲しみ、切なさと絶望、悔しさ、愛、様々な感情が入り混じり揺れ動き、一人の男の人生の歴史となっています。

特に私が泣けたのが、ホーランドの息子が耳が聞こえないとわかった時でしょうか。

音楽家であるホーランド、きっと息子にも音楽の素晴らしさを伝えたかったことでしょう、それが当然のことと思っていたでしょう。

でも彼の息子は耳が聞こえなかった。

当時の専門家は耳の聞こえない子供の親に対して「ジェスチャーはなるべく使わないように」と指示します。

ですが、成長するにつれ、親は子供と会話できないことにもどかしさを感じ、子供は気持ちを伝えられないことに苛立ちを覚えるように。

思い余ったホーランドの妻は、息子を聴覚障害者対象の手話を教育に取り入れている学校へ入れることをホーランドに提案します。

自分の仕事である生徒達へ入れ込む余り、自分自身の息子についての知識が足りないホーランドはそんな妻の言動に戸惑います。

専門家に「ジェスチャー」は禁止と言われていたんだし、「手話」もダメだろう?と。

そこで妻が泣きじゃくりながら言いました。


手話でも何でもいいからこの子と会話したいの。あなたは仕事に行ってたくさんの人と話が出来る。私は家で何も喋れないこの子と二人きり。私はとにかくこの子と話がしたいのよ!」


・・・この気持ちすごーくわかります。

私の息子も言葉が喋れません。

ホーランドの息子と違ってうちの息子は知的障害ゆえに、ですが。

私は元々「言葉」が好きで、大学も文学系に進みました。

こういう場面ではどういう言葉がふさわしいだろう、この気持ちを伝えるためにはどんな言葉を使えばより正確に表現できるだろう。

そんな作業に喜びを見出す人種のひとりです。

そして、そんな「嗜好」のレベルを超えたところに息子がいて、最愛の息子がいて、その息子からは自分が長年愛してやまない言葉を受け取ることが出来ない。

一番長く近くにいる存在である自分の息子と会話が出来ない切なさは、きっと経験したことのない人にはわからないと思います。

意味不明でもいい、罵詈雑言でもかまわない。

とにかく言葉が聞きたい。

喋れない子の親の、切なる願いではないでしょうか。

話を戻しまして、ホーランドも息子のことに決して無関心と言うわけではありません。

愛してはいるものの、それがうまく伝わらない、伝えられない。

そして妻&息子との間に距離が広がり・・・これ以上はネラバレになるのでやめときます。

この作品はとにかく色んな山があって、それがまるでオムニバスのドラマのように繋がっているため、全く飽きず、各エピソードごとに心が揺さぶられ、ラスト、感動のフィナーレへと導かれます。

「陽のあたる教室」、学生だった頃など何十年前?なおばさんでも目頭が熱くなるどころか号泣してしまうレベルの超ド級に素晴らしい作品でした。


************

いや~、全く期待しないで見た作品でこれほど泣かされたのは久々かも知れません。

というか、「悲しい」「切ない」で泣くのは簡単だし、しょっちゅうあることだけれど、感動で泣かされたのは初めてです。

年のせいで涙腺がゆるくなっている影響もあるのでしょうが、それくらい素晴らしい映画でした。

たくさん映画を見ているとごく稀に「出会えた」ことを神に感謝したくなる作品がありますが、まさにそれです。

143分と、イマドキの感覚としてはかなり長い作品ではありますが、143分、わざわざ時間を作ってまででも見る価値ありだと思います。


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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の高校生の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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