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末っ子長女の憂鬱

梅田阪急で今ロシア・東欧フェアをしているみたいですね。

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うちにもチラシが入っていました。

そして・・・このマトリョーシカが欲しくなった。

マトリョーシカってかわいいですよね、開けても開けても次が出てくるんですよ、素晴らしいですよね。

チラシに載ってたのは作家さんが作ったとても本格的?なマトリョーシカ。

配偶者にチラシを見せ「これ欲しい!」攻撃したところ、その値段(¥54000)にびっくりした配偶者

「そんな金額出すんやったら服でも買え」

と一言。

ロシア各地の民族衣装を身に着けた人形がなんと10個も入ってるマトリョーシカですよ?

服なんて買って着た途端中古になって値段は10分の1になって、着てるうちに劣化してそのうちただの布切れになってしまうよ。

でもでもマトリョーシカなら、毎日眺めて開けて自分が死ぬまで楽しめるんじゃない?

いくら訴えても配偶者は「だめ!」の一点張り。

どうも私のロマンは彼には共感してもらえないようだ。

そう言えば少し前信楽焼きのたぬきも却下されたな、やはり所詮配偶者は他人、世知辛い世の中でありますなぁ。


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さてさて、昨日こんな記事を読みました。

小説家・篠田節子さん…他人の世話拒む認知症の母と「母子カプセル」状態20年

篠田節子さんは私が一番好きな作家で、「女たちのジハード」「コンタクト・ゾーン」「夏の災厄」「第4の神話」などを書いた方です。

記事では篠田さんの20年に及ぶ実母の介護についてのインタビューを紹介していますが、その中で小説『長女たち』について触れている箇所があり、読んで鳥肌が立ちました。

作品中に出てくる「自分が産んだ娘は自分のものだから、自分の好きにしていい」と考えているお母さんはまさに篠田さんの実のお母さんがモデルだったようです。

「長女たち」は私も読みました。

そして、「長女」とは、上に兄がいようが一人っ子だろうが「長女」という記述に「これ私のことやん」と思い、小説の中に描かれる主人公の心理や自分自身の母の言動がシンクロして、まるでホラー小説を読んでいるかのような気持ちを味わいました。



うちの母が「自分が産んだ娘は自分のものだから、自分の好きにしていい」と本当に考えているかはわかりません、たとえ思っていたとしても自覚していなければ絶対に認めないでしょうし。

事実としてあるのは、私が、母はそう考えてるのではないかと長年感じていることだけ。

兄たちに対するのとは違う対応が、私にそう思わせているのでしょうが、これはきっと娘と呼ばれる立場の人なら多かれ少なかれみんな感じたことのある感情なのかもしれませんね。

だけれど、年を重ね自分自身も家族を持ち、日々生活に追われていると、母の「自分と会っていない時も娘はずっと自分のことを考えてくれているに違いない」という確信みたいなものをあらわにされる度、どうしようもなくうんざりした気持ちが沸き、直後に罪悪感を抱く、を繰り返すことが増えてきました。

やはり母と娘というのは、難しい。

愛憎という言葉はなんだかすごく陳腐で好きにはなれないけれど、母娘という関係を表現するのにはぴったりなのかもしれないですね。

*************

さて先週末も私の実家&配偶者の実家に行ってきました。

私の配偶者は週1しか休みがないのに、お互いの実家に行くだけでほぼ一日が終わってしまうのが空しい。

まぁだからこそ隙間時間に2人でカフェとか行っておいしいコーヒー飲んだりする時間を意識して作るようにしているんですが。

配偶者実家の姑は元気そうで、この日は地域のお祭りだったのに雨で延期になってしまったと嘆いていました。

私の実家では相変わらず母が「この世の不幸を全て背負っている」かのような顔で出迎えてくれましたが、父はいつも通り穏やかで、時折TVの話などをしていました。

父は多分私の名前はかろうじて覚えているだろうけれど、配偶者の名前は忘れてしまってる。

恐らく孫の名前も。

そして面白いのが、年々父の親族が父の中で生き返っていくこと。


・・・リアル ウォーキング・デッド?


まず父のお兄さん(私の叔父、10年近く前に事故で他界)、そして最近は父のお母さん(私の祖母、40年近く前に他界)。

「そろそろ兄貴に電話でもするか」

「おふくろは元気にしてるかな」

などの言葉が出るたび、私は「亡くなった家族が記憶の中で生き返ってるんだなぁ、それはそれでいいなぁ」と思うだけなのだけれど、母は「ほら、この人おかしいでしょ」という顔で私を見る、別に実害がある訳じゃないんだからいいじゃない、思ってるだけなんだからいいじゃない、と私は思う。

最近父のお姉さんが亡くなったのだけれど、それをまだ母は父に告げていません。

父の実のお姉さんのことなのだから、告げなければいけないとは思うものの、「どうせ言ってもわからない」という気持ちと、「わざわざ告げて悲しい思いをさせるのはかわいそう」という気持ちがせめぎ合ってるらしい。

まぁでも告げたところで父の中ではまたすぐ叔母は生き返りそうで、それなら言っても言わなくてもどっちでもいいんじゃないかなーと私は思ったりする。


***********

先日、父の今年の介護度判定があり、去年の要介護1から要介護4に上がりました。


・・・上がりすぎやろ。


こんなに一気に上がることもあるんですね、私も介護職そこそこの年数やってますがびっくりでした。

要介護4ということは余裕で特別養護老人ホームに入れます(要介護3からなので)、枠さえ空いてれば。

そして、母は父の施設入所を望んでいて、兄たちはどう言う訳か「みけこ#が入れた方がいいと言うなら」というスタンス。

なぜ父の今後の処遇を判断する係りが私になってるのかはよくわかりません、次男育ててて福祉に詳しい&介護職だから?

私にとっては記憶が少々面白いことになってることと、歩行が困難なこと以外は割りと普通な父、私が行けば手放しで喜んでくれる父。

そんな父を施設に入れる決断をいつか私はしなきゃいけないかと思うと気が重い。

そして、入れたら入れたでどうせ母は「介護で大変な私を見かねて娘が主人を施設に入れてくれた」とか何とか友達や親戚に言いふらすんだろうなーと思うと更にうんざりする今日この頃です。


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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の19歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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