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杉村三郎シリーズはやっぱり面白いなぁ

この間、スーパーで初めて豆苗と言う野菜を買いました。

なんかでっかいかいわれみたいでなんとなく敬遠していたのですが、食べた後の根を水に漬けておくとまた目が出てきてお得!と聞き、どっちかと言うとその「小学校の頃、学校でやった水栽培」的なことをやってみたくなったのです。

そしてさっそくやってみた。

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丁度いいサイズのお弁当箱があったのでそこに入れる。

これで本当に目が出てくるのでしょうか?

にょきにょき出たら嬉しいな。

とりあえず毎日水は変えて、見守りたいと思います。



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さて先日、図書館で予約していた本をやっと借りることが出来ました。

予約してから1ヶ月待ったかな?

文庫本が出ていたら買うのだけれど、まだハードカバーしか出ていないようなので、まずは読みたくて予約しました。

借りたのは宮部みゆきさんの「希望荘」と言う短編集です。

宮部みゆきさんは私は日本の女性の作家さんの中では2番目に好き(1番は篠田節子さん)で、よく読むのですが、中でも「杉村三郎シリーズ」と言われている作品達が特にお気に入りなのです。

今回借りた「希望荘」はその杉村三郎シリーズの4作目に当たります。

杉村三郎シリーズをご存じない方のために、ちょっとだけ作品紹介と私の感想を書かせて頂きます。



誰か Somebody

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今多コンツェルン会長・今多嘉親の個人運転手を務める梶田信夫が自転車にはねられ死亡した。同コンツェルングループ広報室編集者で嘉親の娘婿の杉村三郎は嘉親に頼まれ、未だ捕まっていないひき逃げ犯逮捕のきっかけになればと、父の伝記を書きたいという梶田の2人の娘に協力することになる・・・

杉村三郎シリーズ1作目、杉村三郎と妻・菜穂子さんの馴れ初めが知りたい方は必見です!

正直私はシリーズの中ではそこまでこの作品には惹かれませんでした、なんだかこう、わかるけど、そこまで??みたいな。

私には姉妹がいないからでしょうか・・・?妹や姉がおられる方はまた違う受け取り方をされるかもしれません。


名もなき毒

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今多コンツェルン会長の娘婿の杉村三郎が所属する同コンツェルングループ広報室は、満足な仕事をこなせず、度重なるトラブルと軋轢を生みだすアルバイトの原田いずみを解雇した。しかし、いずみが「広報室の社員達から嫌がらせやセクハラをされた」と嘘八百を並べ立て、訴訟を起こすという手紙を会長の嘉親宛てに送ってきたことから、三郎は嘉親の命を受け、いずみの窓口として問題対処にあたることになるのだが・・・

杉村三郎シリーズ2作目、この作品で私は杉村三郎の虜になりました笑。

原田いずみの描き方がとにかく秀逸。

すぐに不機嫌になって自分への批判を許さない、常に一番かわいそうなのは自分で、幸せそうな人が大嫌い。

私は「他人をコントロールしようとする人は自分の感情をコントロールできない人」と思っているのだけれど、原田いずみがまさにそのタイプで、とても興味深かったです。


ペテロの葬列

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今多コンツェルン会長室・直属グループ広報室に勤める杉村三郎は、編集長の園田瑛子と広報誌の取材で房総の町を訪れた帰り道、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇する。運転手を含め、乗客は男女合わせて7人。老人は「警察を呼んでください」と意外な指示を出した上で、人質全員に「後で慰謝料をお支払いします」と謎の提案をする・・・

杉村三郎シリーズ3作目、初の前後巻です。

長編だけあってかなり話が入り組んでいますが、このシリーズ全編に共通する「人間の弱さ」がより顕著に描かれているように思いました。

今より少しだけいい暮らしがしたい、チャンスがあればもう一度やり直したい、そんな小さな願いと積み重ねられる嘘、そこから生まれた罪悪感が、元々は善良だった人たちを苦しめます。

杉村三郎自身にも切ない転機をもたらす作品です。


希望荘

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失意の杉村は私立探偵としていく決意をし、探偵事務所を開業。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年に起きた女性殺人事件を解決するカギが・・・

杉村三郎シリーズ4作目、私が読みたくて読みたくて仕方なかった最新作です。

表題作の他に、「聖域」「砂男」「二重身(ドッペルゲンガー)」の4編が収録されています。

私立探偵として独立した杉村三郎の事件簿の形がとられた短編集です。

このシリーズに限らず宮部みゆきさんの作品は、「現在の事件を捜査しているうちに過去の事件が明るみに出る」ことや、逆に「過去の事件の調査が実は現在の事件に繋がっていた」と言うのが多いように思います。

表題作「希望荘」はまさに後者のパターンで、既に故人となった依頼人の父親の言葉から過去の事件を探し出すとともに、その言葉に隠された意味までもが明らかにされる、短編とは思えないほど読み応えのある作品でした。


*****

私は図書館はよく行くけれど、ネットで読みたい本を予約して、近くの公民館で受け取るというのを今回初めてやってみました。

私の自宅は山奥で、図書館があるところまでは電車賃が往復580円もかかるため、このシステムはとても便利だと思いました。

なので調子に乗って、レビューを読んで興味がわいた川瀬七緒さんの「フォークロの鍵」も予約中笑。

予約がいつ回ってくるかわかりませんが、それまで楽しみに待ちたいと思います。


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コメント

No title

初めまして。
私も杉村三郎シリーズが好きで、図書館で誰か・名もなき毒・ペテロの葬列借りて読みました。
希望荘はなかったのでAmazonで値下げされていたのがあったので買ってしまいました。
テレビで小泉孝太郎さんが杉村三郎を演じていたので小泉孝太郎さんを思い浮かべながら読んでしまいます。

宮部みゆきさんは一番好きな作家さんで火車を読んでこの人天才だと感じてそれからずっと愛読しています。

また面白い本がありましたら紹介下さい。

Re: No title

コメントありがとうございます。

うーすけさんも杉村三郎シリーズがお好きなんですね、仲間です。
私はドラマの方は見たことがないのですが、小泉孝太郎さんが杉村三郎を演じておられたのですね。
確かにその辺に居そうで居ない雰囲気が杉村三郎に似ているかもしれません。

私も火車読みました。
そして借金は極力しないと心に誓いました・・・!

宮部みゆきさんはストーリーテリングがすごく上手くて、どの作品にもつい引き込まれてしまいますね。
これからもずっと応援したい作家さんです。

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プロフィール

みけこ#

Author:みけこ#
兵庫在住のアラフォー主婦です。家族は配偶者&大学生の長男とダウン症+重度知的障害の19歳の次男、猫2匹。仕事は介護職です。シンプルライフに憧れてます。よろしくお願いします。

■ホームヘルパー2級
■アロマテラピー検定1級
■FP技能士3級

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